本棚のあるガレージハウス

2022.11

: designed by　LIC山本建築設計事務所

construction by ONE and ALL（藤井商店）

この住まいは駅にほど近い商業地域の密集地の角地にあります。

この家にはたくさんの書籍を仕舞う場所が必要でした。20年来乗られている愛車を仕舞うところも必要でした。

本は吹抜けの2階天井まである壁面を利用した本棚、それに沿って階段を設け本の取り出しを楽にしました。

2階のボリュームが小さいので切妻の高い方ににロフトほどの2階を設け、リビングを吹き抜けにして大きな空間と上部からの光が入るようにしています。

愛車のガレージは庭を挟んでリビングからも眺めることが出来る位置にしました、車は週に一度程度の出し入れのため格子戸になりました。格子戸は1本の格子ドアと2本の引き戸で出来ています、2本の引き戸は開けると壁に沿って納まります。

全館空調はダクトがとても少なくエアコン1台で全室冷暖房のair断を採用しました。
家の中は安定した室温のためご主人は冬も家の中では素足で生活されているそうです。

　　　　LIC山本建築設計事務は岐阜市の設計事務所です。